漫画を読むと、考えてしまう

漫画の感想と、たまに、考えごと

【スキップとローファー】花園さくら先生論——「さぼり上手」という濡れ衣を晴らしたい

『スキップとローファー』の花園さくら先生は「さぼり上手」と呼ばれる脇役——でも私は違うと思います。1年次の自己紹介で先生が用意してきた「手作り指名ボックス」の1コマが、彼女の本質を静かに語っています。その証拠を書きました。

【スキップとローファー考察】3年次クラス替え大予測 ―文理選択から人間関係を読む―

物語の中もとうとう3月。みつみちゃん、そろそろ3年生です。早い。 みつみちゃんたちが通うつばめ西高校は3年次から文系・理系に分かれる――というのは、修学旅行でのまこっちゃん談からも類推できるところ。となると、来年度はそれなりに人間関係がシャッフ…

【スキップとローファー】みつみちゃんは東大に合格できるのか ― 先輩ズ卒業、次は彼女の番

結論 みつみちゃんの東大現役合格は、楽観視できない。 先輩ズの卒業エピソード、特に高嶺先輩の涙を見て、そう感じました。この記事では、来年訪れるみつみちゃんの大学受験の成否を、3つの観点から真剣に分析してみます。 主人公なんだから合格するに決ま…

『スキップとローファー』新話 ― おミカと迎井君、まさかの同時失恋回

『スキップとローファー』の新話が公開されました。今回も高松先生にしてやられた、という感想を先に書いておきます。 卒業回からの、まさかの2月戻り 直前のエピソードは1年上の先輩たちの受験譚でした。兼近先輩、高峰先輩、風上先輩、それぞれ猛烈な大学…

【スキップとローファー】を語るには避けて通れない――Scene26 まこっちゃん回

これは、だれだっ(答えは最後に) 「スキップとローファー」を語るとき、私には作者さんに一つだけ言いたいことがあります。 まこっちゃんを、もうちょっと可愛く描いてあげようよ。 ……いや、わかっています。それを言ってしまったら、この作品はスキローじ…

『スキップとローファー』Scene13 「モテモテの夏休み前」── 志摩くんがピシャリと言われた「あたりまえじゃん」と、ペアのキーホルダー

『スキップとローファー』Scene13 は、笑いどころが多くて、初読のときはその印象だけが残った話でした。ナオちゃんがひとりで妄想を暴走させ、みつみちゃんがパンダ柄のTシャツでデートに行こうとする、あの一連の流れです。 ただ、何度か読み返してみると…

『スキップとローファー』リリカの感情がやっとわかった話──二年次文化祭の「ツーン」が意味するもの

『スキップとローファー』に登場するリリカちゃん。志摩君に対する彼女の感情が、僕は長いことよくわからずにいました。好きなのか、そうでないのか。出てくるたびに態度が変わるし、絶縁宣言したかと思えばカラオケに行ったりする。 それが二年次の文化祭で…